誰しもなる病気椎間板ヘルニアって?

東京を中心に大企業でもテレワークが普及しており、多くの人が長時間のデスクワークをしています。そしてその中で増えている病気がヘルニア、ここではヘルニアとはどんな病気でどんな治療をするのか、整体で治るのかについてご紹介いたします。

若い人にも多いヘルニアという病気

ヘルニア

ビジネス以外でもデスクワークを長時間している人が多く、ヘルニアで悩む人が増えている傾向にあります。ヘルニアというのは背骨などの椎間板がはみ出す病気、といわれていますし、実際多い例ですが、ヘルニア自体「脱出」という言葉なので実は椎間板に限ったものではないです。正しい位置から飛び出すようになっている状態のことをいい、それが積み木のように連なっている背骨、そしてそのクッションの役割をしている椎間板が起こりやすいから、というところで椎間板ヘルニアという言葉が特に多く広まっています。実際椎間板ヘルニアは整形外科でもポピュラーな病気で、特に男性だなりやすい病気とされています。この椎間板が脱出してしまっている状態になってしまう理由は加齢によるクッション性の低下とされています。

座布団のような役割を背骨の間で果たしている椎間板は加齢でそのクッション性が低下していき、そこに強い負荷がかかることで椎間板の中にある髄核が飛び出してしまい、これを椎間板ヘルニアといいます。完全に飛び出している重度な状態もあれば、少し飛び出している状態で住んでいる時もあり、いずれも痛みはあるもののこの程度もMRIで検査して診断をされます。一見ぎっくり腰と似ているいますが、自覚症状が腰の痛みだけの場合はぎっくり腰、足やお尻にもなにかしらの違和感がある場合はヘルニアである可能性が高いと言われています。坐骨神経痛も腰のヘルニアとして代表的な例です。尚、加齢でクッション性が下がって椎間板が飛び出るということはある程度の年齢にならないと起こらないのでは?と思うかもしれないです。しかしこの部分は十代から段々と老化していくので、50代がピークではありますが十分20代の若者でも発症します。特に生活のなかでデスクワークが多くなっている今、長時間の同じ姿勢をとることや、また子育て中の場合中腰姿勢で行動することが多いため、腰に負担がかかりやすいです。それを要因として発症する場合もあるので、若者もけして油断してはならない病気です。しかしこれらは非常に起こりやすい病気でもある分、その治療方法はきちんと確立されています。

手術が必要な場合でも長期間入院などは必要ないことが多く、手術は簡単でリハビリの方がメインとなることが多いです。寧ろリハビリの方が有効とされており、手術はあくまで飛び出したものをひっこめるための手段として用いられているだけにすぎないです。もしヘルニアの症状がでた、と感じた場合はできるだけ早く医療機関に相談するの大事です。まだ若いから、と油断することなく早く処置してもらうことがとても大事、我慢は禁物です。

ヘルニアの症状はこういうもの

ヘルニア

タイミング的にぎっくり腰と変わらない場面での発症もするヘルニアですが、どんな症状が具体的にでるのかについてご紹介いたします。ヘルニアは神経の圧迫などもおこるので、痺れがでたりするのも特徴です。痺れの部分はそれぞれですが、お尻や足、足の指などが多い傾向です。動かしにくくて力が入りにくいなどの症状が出ている場合は要注意です。またヘルニアは腰だけに限られているものではなく、首などにも起こる症状となっています。なので手にも症状が出たりと、いずれも痺れ、麻痺が出ている場合は直ぐに相談が大事です。進行性麻痺の他にも神経が強く押されている場合はおしっこが出にくかったり、逆にもれてしまったりと排尿障害が起こってしまうこともあります。便秘の原因にもなったりと放置しておくと非常に危険です。放置しておくとそれが後遺症になる場合も、そうなる前に対処する必要があります。

ヘルニアは整体で治療できる?

ヘルニア

整体院のホームページを見るとヘルニアの治療について触れられているところも多く、整体院での治療が可能なのが伺えます。実際ヘルニアの治療に強い整体院もあり、そこでは高い効果が出ているのがわかります。ヘルニアの程度にもよりますが、症状を軽快するのは可能で椎間板ヘルニアの症状が出ないようにすることも可能なのです。普段からしっかり身体の位置を整える手技により、症状がなるべく出ないようにすることが可能です。しかし、整体では根本的な改善ができないのであまりにも重い場合は手術が必要になることがあります。全てのヘルニアが整体院で治療できるというわけではない、というのを念頭に置いておくのがおすすめです。しかし手術をできるだけ避けたいなどの希望はあるもの、完全放置しておくのが一番おすすめできないので、まずは整体院に相談して症状を軽くしてもらうのも一つの手です。

手術が必要・不要問わずいずれにせよヘルニアはリハビリが必要、そのリハビリは体幹のトレーニングや筋肉をゆるめるストレッチです。それを按摩や電気療法で行なったりする整体は理にかなっている部分がたくさんあります。手術のようにダイレクトにその部分を治療することはできませんが、ヘルニアの症状が出ないようにするための手技は整体院で受けることができます。また適切な治療をうけたにも関わらずなかなか症状が軽快しない場合も、痛みをっ取り除いたりしてくれることが多いです。痛み止め、神経ブロック注射、湿布でギリギリ凌いでいる状態の人にもおすすめです。

ヘルニアを予防するための方法って?

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ヘルニアはいざなってしまうととてもつらいもの、症状がなかなか軽快しなくて悩んでいる人も多いです。なのでできるだけ予防しておきたいところですが、その方法はどんなものながあるのか?とても気になるところです。ヘルニアは治療にも体操が用いられるほどに、やはり運動が肝になってくるものとなっています。激しい運動をする必要はありませんが、普段長時間同じ姿勢をとっているのであればたまに休憩してストレッチをしてみる、できるだけ運動の習慣をつけてみる、筋肉を緩めることでヘルニアのリスクは減らすことが可能です。いまは動画サイトでもたくさんの体操が案内されていますので、それを真似してみるだけでも随分違います。また他にも腰に負担をかけない動きをするのが大事、重い荷物を持つときは腰であげるのではなく、しっかり下半身の筋肉を意識して持ちあげることで負担が分散します。筋肉の動かし方がわからない場合は軽い筋トレなどを通してなんとなくでもコツを覚えることができるので、軽いものから試してみるのをおすすめいたします。

運動習慣をつけることがヘルニアにおいてとても大事、現代人は慢性的な運動不足を危惧されている状態なのでまずそこを脱したいところです。それでもなってしまった場合は医療機関あるいは整体院に相談をするのが大事、なんとか凌げそうだから、と我慢するのではなく早期治療を心がけると後遺症のリスクも減ります。思っている以上にヘルニアというのは身近なところにリスクが潜んでいるので、それに気を付けて生活をしていきたいところです。東京にはヘルニアに強い整体院もありますので、すでにヘルニアを患っていて症状をおさえたい場合とても心強い存在となります。